アランの幸福論

(アラン)エミール=オーギュスト・シャルティエ

 アラン(本名:エミール=オーギュスト・シャルティエ)はパリの学校で教鞭をとるかたわら、プロポ(哲学断章、今でいうと、『コラム』のようなもの)と呼ばれる、短い断章から織りなされる文章を書きました。 

 この本の全体を一言でまとめるなら、「幸福になろうとしないと幸福にはなれない。そしてそれは心と体の使い方で決まる」ということです。

 アランは、65歳から~83歳の約20年間に5000以上ものコラムを書いていました。

 ほぼ毎日。 

 幸福論は世界で3つの「世界三大幸福論」があり、
○フランスのアラン 
○イギリスのバードランド・ラッセル 
○スイスのカール・ヒルティ― 
 があります。 

バードランド・ラッセル
カール・ヒルティ

 ただ、ヒルティはキリスト教の概念が強く、ラッセルの幸福論は何回であまり浸透していないと言われています。

ヒルティ―の幸福論は??
 スイスの法学者・カール・ヒルティ(1833〜1909年)は、その『幸福論』の冒頭から、幸福になるには仕事をちゃんとしなければならない、また仕事をするには勉強をして、行動しなければいけないと説いています。
 ヒルティがいう幸福の第一歩は、いかに幸せに働くかというところがポイントです。

ラッセルの幸福論は? 
 ラッセルは熱意を「どこに向けるか」で、幸福になるチャンスは違ってくるとしています。
 自分に熱意を向けることは、実は不幸な思考法なのです。
 ラッセルの例え話は、ソーセージの機械で説明しております。
 「豚をおいしいソーセージにするために精巧に作られた2台の機械があった。
 1台は豚に熱意を持ち続けた結果、たくさんのソーセージを作った。
 もう1台は、『豚がなんだ。自分はこんなに精巧な素晴らしい機械なのだ』と、ソーセージを作るよりも自分のことを研究しようと考えた。
 その結果、ソーセージ機に本来の食物が入らなくなると、内部は機能しなくなってしまった」

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 私は21才で専門学校を卒業して、すぐに院長になりました。 

 その時は雇われ院長です。 

 総院長は学校の副校長をやっている方で、院は良くも悪くもすべては自分で進める形でした。 

 経営・治療・スタッフ教育・ 患者さんが来ないことに対して、夜中に来るように神頼みするだけの日々を送ってきたこともあります。 

 21才でお金もない。 

 ただ、自分で調べる力はある。 

 そんな昔の自分のために、役に立つホームぺージを作っております。