カイロプラクティックの歴史

カイロプラクティック

D.D.パーマー(1845-1913)

カイロプラクティック 歴史

 磁気治療家であったD.D.パーマー(ダニエル・デービッド・パーマー)が、難聴で悩んでいた患者(ハーベイ・リラード)の話を聞いたところ、背中の痛みを感じたときから聞こえにくくなったということであった。

 背骨に沿って触ってみると、一つの骨が隆起したようになっていた。 それを元に戻すように押してみると、骨は元に戻り、それ以来難聴が回復したという。

 これがキッカケとなり研究が始まり、カイロプラクティックが1895年に創始されました。それが1895年9月18日のことであり、世界で最初にカイロプラクティックが誕生した瞬間です。

D.D.パーマーのカイロプラクターとしての人生は18年間と比較的短いものでありましたが、カイロプラクティックの発展に全てを捧げました。

 その意志は、息子でもあるB.J パーマーに引き継がれ、孫のD.D.パーマー3世の時に科学的に認められ、法制化されました。

 当初おもに磁気治療師をしていたDDパーマーは,やがてカイロプラクティックとなる治療法開発にあたり、こうした理論を神経系に応用した。彼の言葉を借りれば、「カイロプラクティックは医学や他の治療法から生まれたのではなく,磁気療法が進化したもの」だ。

 BJ(D.D.パーマーの息子)がカイロプラクターは患者の病気を治療するのではなく,患者のサプラクセーションを治療するのだという考えを示している。

 パーマーが創案した「カイロプラクティック」の語源は、ギリシャ語の意味で、「cheiros」(手)+「praktikos」(おこなう)彼の患者サミュエル・ウィード牧師による造語である。

日本人最初のカイロプラクターは1907年にパーマースクールを卒業した森久保重太郎(もりくぼ しげたろう)です。

 パーマーが設立したアイオワ州ダベンポートにあるパーマー・スクール・オブ・カイロプラクティックを卒業した河口三郎(かわぐち さぶろう)により、1916年(大正5年)に日本へ伝えられました。

 1918年当時、河口の働きかけにより日本で最初のカイロプラクティックの規制「神奈川県令(大正七年度)脊椎骨調整術(カイロプラクティック)営業取締規則」が施行されました。この県令は戦後の1947年にGHQにより廃止されました。【※】

1960年(昭和35年)「医業類似行為において人体に危害を及ぼす恐れがない場合は禁止処罰の対象とはならない」とする最高裁判決により、カイロプラクティックの開業が自由に。それ以降は教育の有無にかかわらず誰もがカイロプラクティックを開業できる無秩序な状況が続いている。

NBCE(全米カイロプラクティック試験委員会)ではよく使用される技法について集計を行っており、以下は2003年の集計である。

技法を用いる施術者の割合(%)       

96.2       ディバーシファイド・テクニック(Diversified technique)

95.4       Extremity manipulating/adjusting

69.9       アクティベータ・メソッド (Activator Methods)

61.3       トンプソン・テクニック

57.2       ガンステッド・テクニック (Gonstead)

56.5       コックス・テクニック (Cox Flexion/Distraction)

49.6       仙骨後頭骨テクニック (Sacro Occipital Technique) [SOT]

40.3       アジャスト・インストゥルメント (Manipulative/Adjustive Instruments)

38          頭蓋・テクニック (Cranial)

37.6       アプライド・キネシオロジー (Applied Kinesiology) [AK]

33.6       ニモ・レセプター・テクニック (NIMMO/Receptor Tonus)

26          ローガン(ベーシック)テクニック (Logan Basic)

25.7       ホール・イン・ワン・テクニック(パーマー・上部頸椎・テクニック、またはターグル・リコイル・テクニック)(Palmer upper cervical, [HIO] ,Hole-in-One)

15.4       ピアーズ・スティールワゴン・テクニック (Pierce-Stillwagon)

15.1       メリック・テクニック (Meric)

12.5       その他

カイロプラクティック 治療の理論

 カイロプラクティックとは、神経筋骨格系の障害と、それが及ぼす健康全般への影響を診断・治療・予防する専門職である。 サブラクセーションを対象にした関節のアジャストメント、および/またはマニピュレーションを含む徒手テクニックを特徴とする。

 特に脊椎を中心とした筋骨格系の構造と、神経系の働きによる機能の関係は、カイロプラクティックが最も重視する点で、それに基づき健康回復と維持へのアプローチを行う。

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「カイロプラクティックの歴史」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 治療院夢現塾・治療編

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