投稿日:2020年12月8日 更新日:2024年1月25日

☆麻酔と切開はするけど、何もしないよ。 患者は痛みが消えたよ!!って報告があったよ!!
奇跡の回復だ!!
だがニューイングランド・ジャーナル・オプ・メデイスンに昨年発表された2件の研究によればこの手術が病みと機能障害を緩和する効果は、偽手術(麻酔と切開は行うがセメントは注入しない) と同程度にすぎない。外科医側は、この手術を受けた患者には痛みが消えたと感謝されていると反論する。しかし「偽手術を受けたグループにも「奇跡の同復」を遂げた患者はいた」と、研究の1つを率いたメイョー・クリニックのデービッド・コールメスは言う
患者よ賢くなれ!神経が圧迫されて痛み・しびれが生じるとは生理学を全く知らない人のいうことだ より

多重人格と体の変化【意識が体を作る】
参照:多重人格と体の変化



臨床試験の結果と無視
スイスのチームは、腰痛患者に対して、レントゲンや、MRI検査も問題視しています。
腰痛には関係ない無関係な異常を見つけるだけに終わってしまうのです。
40才以上の成人の8割に、腰の部分に膨らみなどの変形があります。
医師は手術したくなりますが、これは痛みの原因ではない。
こうした「異常」がCTやMRIに現れても、腰痛と結びつけることはほとんど意味がないと言えます。
大半の腰痛は筋肉の緊張などによるものだから、画像では原因がわからない。
たとえ手術をしても、その効果は市販薬や運動や体を休めることとほとんど変わらず、手術だけは大きな危険を伴うことになります。
腰痛は6週間もすれば、たいてい消えます。
だが患者さんは早く治したがり、医師や放射線技師には患者さんに早く治したいと思ってほしい金銭的動機があります。
「腰痛の発症から6週以内にMRI検査を行うのは、意味がないばかりか、手術件数と治療とコストを増やすだけだ。」と、麻酔科医で北米脊椎学会会長のレイ・ベーカーは言います。
プロディは言う、「患者にとって最善の治療法が、いつの間にか医師の最大の利益をもたらすものと重なっている。」
プロディーは膝の変形性関節症の関節鏡視下手術も不要だと考えている。
04年の研究では、この手術は、運動機能を回復させ、痛みを軽減する効果は、偽手術と同程度でしかなかった。
たとえ効果があったとしても、それは患者が効果を信じ切っていることからおこるプラシーボ効果でしかない。
ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンに発表された2件の研究によれば、手術が痛みと機能回復を緩和する効果は、偽手術(麻酔と切開を行うだけ)と同程度にすぎないとあります。
外科医側は、この手術を受けた患者には、痛みが消えたと感謝されていると反論するが、「偽手術を受けたグループにも「奇跡の回復」をとげた患者はいた」と、研究の1つを率いたデービット・コールメスは発現しました。
