
▷突発性難聴・徹底分析
症状・診断・治療方法・整体から考える方法
突発性難聴・まとめ・

突発性難聴はすぐに病院に行きましょう。
しかし、今の調査でも、治療は意味なく、自分の身体の自然治癒がほとんどではないかと言われています。
そのためには、病院の治療だけではなく、自分の自然治癒力を高める方法を「1ヶ月」以内に行うのが大事なのかと考えます。
症状が出てから1ヵ月経過してしまうと症状は変わらないと言われています。
▷突発性難聴の症状

突発性難聴は、ある日突然、片耳が聞こえが悪くなる病気です。
「突発性」と書くほど、いつ?何時頃?がはっきりするほどいきなり出る症状になります。
多く報告されているのは、「朝起きたら耳が聞こえにくい状態」という表現です。
全く聞こえないものから、耳が詰まったような感じ(耳閉感)など、さまざまなタイプがあります。 症状が出てから2週間を過ぎると改善しにくい報告もあり、早期受診が基本になります。48時間以内に適切な治療を開始できた場合は完全回復できる人が多く、少なくとも1週間以内に治療しなければなりません。 発症から1ヵ月程度で聴力は固定すると考えられていて、それ以降は、聴力改善は困難と考えれています。
▷突発性難聴の原因
突発性難聴の原因は、わかっていません。
有力な説は、ウイルス感染や、内耳の循環障害なのではないかと言われています。 突発性難聴は30%程は、完全回復し、30%程は改善し、30%程は聴力の改善がみられない難治性疾患です。
▷突発性難聴と難病疾患・助成金
突発性難聴は昭和48年 1973年に厚生労働省難病対策の特定疾患に指定され、
▷突発性難聴の診断
厚生労働省では突発性難聴の診断基準を定めており、
【主症状】
1・突然の難聴。文字通りの即時的な難聴、または、朝、眼が覚めて気付くような難聴。ただし難聴が発生した時「就寝中」や「作業中」など、自分がその時何をしていたかを明言できるもの。
2・高度な感音難聴※
3・原因が不明、または不確実
【副症状】
1・耳鳴り
2・めまい、および吐き気、嘔吐
【診断基準】
確実例:主症状、副症状の全事項をみたすもの。
疑い例:主症状の1、および2,の項目を満たすもの。
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○突発性難聴は、原因が全く分かっていません。
1989年~2006年の18年間に報告された論文を見ると治癒率の向上はなく、治療成績に変化はありませんでした。
論文によっては、治療成績の報告に対して、患者さんの数が少ないものは、治癒率のばらつき大きく、患者数が多くなると、ばらつきが無くなります。
おおよそ、200人以上の患者さんになると、治癒率は、30数%になります。
そして、治療方法が違っても、患者数を増やすと、同じ治癒率が出るのです。
それを考えると、突発性難聴は、治療方法によって、治るものではなく、ただ、自然治癒の可能性が高いと述べられています。
自然治癒を考えると、治療方法の選択については、体の負担の少ない、経済的にも負担が少ないものを選択するべきです。
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