
Oリングテストで確認 ご遺体から経絡経穴
一体、冷凍保存された遺体を出して解剖台の上に置かれた。
一年以上前に亡くなった患者であったが、病名は知らなかった。
私はプレパラートを持ってOリングテストで膵臓のイメージングを進めていた。
胃の下に非常に大きな膵臓頭部の像が浮かび上がった。
しかも膵臓癌のプレパラートが膵臓頭部と強い共鳴を起こしOリングは軽々と開いたのである。
「これは膵臓の病気ですね。膵臓癌ですか?」
「その通りです。では早速経絡のツボを調べていきましょう。どこにしますか?」
経絡を追い、円形のツボ同士、線上につなぎ、経絡を肌に沿って走っているのを確認した。
「やはり死体にも経絡とツボはありましたね。これは新発見ですよ。では三里に終点を当ててみませんか?」

直径10ミリあまりの円形になり、それをノートに移し皮膚を切り取って、またイメージング。
その直下に筋肉の厚さ7ミリほどの層状にそぎ取ってから進んでいった。
その結果、円盤状と思われたツボは、筒状で肌面に直角ではなく斜めに傾いて筋肉の深部に達していることがわかった。
このことは医学誌に搭載されている。

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私は21才で専門学校を卒業して、すぐに院長になりました。
その時は雇われ院長です。
総院長は学校の副校長をやっている方で、院は良くも悪くもすべては自分で進める形でした。
経営・治療・スタッフ教育・ 患者さんが来ないことに対して、夜中に来るように神頼みするだけの日々を送ってきたこともあります。
21才でお金もない。
ただ、自分で調べる力はある。
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