脊柱が弯曲している理由・弯曲のおかげで10倍に!!

脊椎の生理的弯曲は、

 頚椎が約20度の前弯(前方に凸型)、

 胸椎が約20~40度の後弯(後方に凸型)、

 腰椎が約35~60度の前弯(前方に凸型)

と  言われています。

 脊柱彎曲の意味 脊柱の弯曲は、長軸方向の圧力への抵抗を増加させます。

 工学者は、弯曲した抵抗の数を2乗に1を加えたものに比例すると発表しています。

 まっすぐな柱の場合、抵抗は1になりますが、

柔軟な弯曲が一つ増えると、1の2乗+1 で 抵抗は2 

弯曲が2つあると、 2の2条+1 で 抵抗は5 

弯曲が3つあると 3の2乗+1 で 抵抗は10 

つまり、脊柱は腰椎 胸椎 頚椎の弯曲があることによって、

まっすぐな棒状と比べると、10倍もの抵抗があり、その分10倍、丈夫になっています。