脊柱管狭窄症の徹底分析

投稿日:2023年6月15日 更新日:2024年2月2日

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脊柱管狭窄症の徹底分析

 下の黄色の場所が神経の通り道の脊柱管になります。

 一般的には椎間板がつぶれたような状態になっての脊柱管が狭くなっている状態(狭窄)。

 緑の部分の椎体(背骨)に棘(骨棘)ができている状態で起こると言われています。

 今回は脊柱管狭窄症の手術を考えている方へ、論文を元にどのような判断ができるのか紹介していきます。

脊柱管狭窄症のレントゲン
引用:https://images.app.goo.gl/r9f5HhP7vooYJvaw7

高齢者の約10%にみられ、推定患者数は約580万人に上る。

 腰部脊柱管狭窄症は【Lumbar spinal stenosis】(LSS)と呼ばれ、1949 年にVerbiest(ヴェルビースト)は、sténoses(スティノウスィス)【狭窄】という言葉を初めて使用しました。

 日本では、東北大学の若松氏により、この脊柱管狭窄症が発表され、1976年に、脊柱管狭窄症に関節定義と分類が発表されました。 

・そもそも脊柱管狭窄症とは?

 「腰椎部の脊柱管、または椎間孔の狭く小さくなり、神経組織の障害や、血流障害が出てしまい、症状を出してしまうもの」と考えていますが、現在のところは、腰部脊柱管狭窄症の完全な定義がされていません。 

・脊柱管狭窄症の判断基準 1・お尻から、下肢の痛みやしびれがある。 2・お尻から、下肢の症状は、立っていたり、歩くと症状が強くなり、前かがみの姿勢や座ったりすると症状が軽くなる。 3・MRIの画像で狭窄部を確認。 が基本的な判断基準になります。 他にも、ショッピングカートや自転車を使うと楽になる。なども特徴です。 

・発見された当初

 発見された当初は、「患者さんは歩行や立っている時に、馬尾障害、下肢の両側性の痛み、感覚障害、そして、筋力低下が出てくる。しかし患者さんは横向きになると、これらの症状はすぐに消失し、安静時の神経学的な異常が出ない。 それを考えると、血液的な問題を考えるけど、(バージャー病)脊髄造影により、確認すると、硬膜外からの圧迫によってブロック像を示す」 と言われています。

・バージャー病とは? 閉塞性血栓血管炎ともよばれ、難病指定(47)されています。 動脈に閉塞性(血が流れない状態)によって、間欠性跛行や、安静時の痛み、虚血性皮膚潰瘍(皮膚が黒く腐ったような感じ)、壊疽(皮膚組織の死滅)をきたします。 特に下肢動脈に好発します。 原因はいまだに不明。 煙草を吸う20~40歳の男性に多い。 間欠性跛行での脊柱管狭窄症との鑑別は、バージャー病では、冷感やレイノー現象、高度になると間欠性跛行と安静時の痛みが出現します。 症状や年齢層、喫煙歴で鑑別しやすいとも言われています。 

・間欠性跛行の鑑別 閉塞性動脈硬化症

 閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化が進み、血管が細くなったり詰まったりして、血液の流れが悪くなる病気です。 それが原因で様々な症状があらわれて、歩行時の痛みやしびれ、霊感など、症状が進むと安静時でも痛みが出たりもします。 この症状の原因は、生活習慣病で、全身の動脈硬化に繋がります。 四肢の動脈の触診により、減弱していることがあります。 皮膚音も触診でわかることも。 足の温度に左右さがある場合は、閉塞性動脈硬化症を強く疑います。 また、足関節上腕血圧差検査(ABI検査)などがあります。 

・広範脊柱管狭窄症(指定難病70)

 この広範脊柱管狭窄症は、頚椎、胸椎、腰椎の広範囲の脊柱管が狭くなり、脊髄神経の障害を引き起こす病気です。 頚椎、胸椎、腰椎のどれか2か所以上の脊柱管狭小化による神経症状により、日常生活が大きく影響されることが診断の条件になっています。

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