
頚椎ヘルニアの手術を分析・・手術は有効か?
頚椎ヘルニアの手術を考える まとめ
最初に大まかなまとめを書いていきます。 これは論文をまとめた内容であり、 手術したほうがいいのか、手術しないほうがいいのかに関しては、別にまとめています。 → 手術するか? 手術しないで進めるか?
○頚椎ヘルニアの手術平均年齢51歳
○再手術は10%程
○歩行障害・文字が書けない・ボタンが留められないは手術(巧緻(こうち)運動障害)
○治療しないで治ることはほとんどない
○研究によって結果が変わる
○6ヶ月で手術するする人、手術しない人の健康状態に差がない報告
○保存治療(手術しない治療)半年後に40%悪化した報告もある
詳しく見ていきましょう。(論文を飛ばす → 手術するか? 手術しないで進めるか? )

頚椎ヘルニアの手術を考える 考察1
神経根症 59例 54例の92%は腕の痛みが完全に消えました。
5例(8%)ごく軽度の腕の痛みがある状態。
しびれが軽く残っているのは16例(27%)でした。

前方法から後方法へー頚椎椎間板ヘルニアに対する手術的治療ー
参照:前方法から後方法へー頚椎椎間板ヘルニアに対する手術的治療ー
〇頚椎ヘルニアに対する手術法は1960年代までは後方法からが一般的だった。
しかし、ヘルニアの摘出が困難という問題点があり、1960年からは前方法が普及した。
1980年からは手術用の顕微鏡も導入され、後方法の可能性も再検討されている。
この研究の目的は、手術方法と手術成績を検討することである。
〇1980年代では前方法75%と後方法が25%、2000年代には前方法9%、後方法91%と、最近では、後方法が一般的に普及している。
〇119例 男性89例 女性30例 平均延齢51歳 脊髄症39例 神経根症59例 根脊髄症21例
〇神経根症では後方からの顕微鏡視下ヘルニア摘出術59例。
手術後前例で上肢痛が軽減、54例92%は、完全に消失している。
5例の8%はごく軽度の上肢痛が残存。軽度のしびれが残存例が16例(27%)。
〇正中に巨大なヘルニアがあり、後方から摘出が難しい症例のみ前方除圧固定術を選択しており、前方法に適応した症状もあると考える。
また頚椎ヘルニアの再手術例に対して、前方法が12,3%で後方法は1,4%と、後方法が明らかな安定がみられている。
前方法は隣接椎間障害による、再手術率が10年の経過で10%前後であり、長期成績が不安定であると述べられている。
〇ちなみに海外では、人口の椎間板を使った手術があり、除圧をしない、前方手術が行われている。
膝や股関節の人工関節の耐用年数が20年に満たないことを考えれば、その長期成績は、不安定であるとも考えられます。
若年者の多い頚椎ヘルニアでは可能な限りでは後方法で対処するのが望ましい。
「しびれ」と「めまい」を専門に治療するようになり 9年 が立とうとしております。
多くの方は 体の不調を病院で診てもらいます。
しかし、体はそれだけでは改善しない場合があります。
病院で、症状が変わらず、あきらめてしまっている方もいます。
しかし、 多くの方が 「病院」を万能に考えています。
整体、整骨院で治らないなら病院に行くように。
でも違います。
病院は病院の良さがあります。
私のような民間医療には民間医療の良さがあります。
決して病院は万能ではありません。
そして私も万能でもありません。

ただ、病院とは違う 「見方」ができます。
私は胸を張って実際に「結果」を出せるようになってきました。
これを見てるあなた様も、一度お体を確認させてください。
どこに行けばいいのかわからない方は 一度 自分の症状のページをご覧になってください。
たくさんの患者さんの声を用意しております。
あなた様と同じような「症状」の患者さんの声があれば、 一つの希望になるかと思っています。

