投稿日:2021年8月9日 更新日:2024年3月18日


完璧な生命、か…世界には完璧な物など存在しないのだヨ。
陳腐な言い回しになるがネ、それは事実だ。
なればこそ、凡人どもは完璧に憧れ、それを求める。
だがネ、完璧に何の意味がある?
何も無い。何も、何一つだ。
私は完璧を嫌悪する!!
完璧であれば、それ以上は無い。
そこに創造の余地は無く、それは知恵も才能も立ち入る隙がないと言う事だ。
解るかネ?
我々科学者にとって、完璧とは絶望だヨ。
今まで存在した何物よりも素晴しくあれ、だが、けして完璧であるなかれ。
科学者とは常にその二律背反に苦しみ続け、更にそこに快楽を見出す生物でなければならない。
つまり、完璧などと言う頓狂な言葉を口にした瞬間に、既に君は私に敗北していたのだヨ。
君を科学者だとするのならの話だがネ。
引用:「BLEACH」涅マユリより
