行動が先、やる気は後

投稿日:2021年8月13日 更新日:2024年1月23日

感謝

 つぎにあげるのは何度もくりかえして読む価値のある心理学上の原則である。

 それがあなたに完全にしみこんでしまうまで、それを読むことだ。

 その言葉とはこれである。

 『自信のある考えをもつためには、自信のある行動をせよ』

 偉大な心理学者ジョージ・W・クレーン博士は、『応用心理学』という有名な本のなかでこういっている。

 「動作は感情に先立つ事実であるということをよくおぼえておいていただきたい。

 あなたは、感情を直接コントロールできないが、なんらかの動作をすることによってコントロールできるのである。

 …毎日正しい動作を行えば、あなたはやがてそれに対応する感情を感じはじめるはずだ」

 心理学者はわれわれに、肉体的行動を変えることによってわれわれの感情を変えることができると告げているのである。

 たとえば、自分でほほえんでみれば、心にもほほえみを感ずる。

 背すじをまっすぐに伸ばしてしゃんとしていれば、自分がより毅然と感ずる。

 消極的な例をあげれば、しかめっ面をしていれば、心もなんとなくおもしろくなくなってくるのである。

 昔から「モーション(行動)はエモーション(感情)を生む」といわれていたとおりなのだ。

 有名な心理学者ウィリアム・ジェームズも、このことをこう説明している。

 「行動と感情とは相伴うものである。

 あなたは自分が欲するように行動することができるが、同時に、そうすることによって、自分がそれを欲するように感じるようにもなるのである。

 この原理にしたがって、もしあなたが上機嫌でいたいと思うのだったら、うれしそうに座り、うれしそうに周囲を見回し、もう自分は上機嫌になっているかのように話したり行動したりすることである」

 そうしていれば、やがてあなたの気分も上機嫌になってくるのである。

 『やると思えば必ずできる!』三笠書房

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