TA心理学│ストローク│感情が栄養

投稿日:2020年12月8日 更新日:2024年3月18日

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TA心理学│ストローク│感情が栄養

TA心理学とは?

 TA心理学、交流分析は、「精神分析の口語版」と言われているように、1950年半ばに、アメリカの精神科医、エリック・バーン博士によって、精神分析を土台とし、人間性心理学を取り入れて開発された、人の心と行動を快適にする心理学です。

TA【Transactional Analysis トランザクション アナリシス 日本語では交流分析と呼ばれています。 】

 TA心理学の目的は、自分が持っている能力を最大限にはっきしながら、自分らしく、よりよく生きていくために主体性・自律性を高めることです。


エリック・バーン博士

 エリック・バーン(Eric Berne) カナダ出身の精神科医。1957年の交流分析TAを提唱しました。


 先ほども申し上げましたが、私たちのからだが動くには様々な栄養を必要としているのと同じように私たちのココロも「栄養」を必要としています。

 交流分析で はその心に必要な栄養を「ストローク」と呼んでいます。

 一般的にストロークというと水泳やテニス、スケート、ボートなどでよく耳にする単語ですが、交流分 析では「存在を認めること」といったニュアンスで用いられています。

 そして私たちはこのストロークを求め、ストロークを交換しながら生きているのです。

 先ほどの例では、あまりにも人とのコミュニケーションが行われなかったために私のココロのエネルギー量が補充されずに底を尽きかけたために起こったのだと考えることができます。

 このように私たちの日常生活というのは意外にこのストロークの貯蔵量に影響を受けているのです。

単純な例で言えば、

「おはよう、こんにちは、また明日!」
「ありがとう、助かったよ、ごめんね」
「何かいいことあった?なにがすきなの?一緒にご飯を食べようよ」

また自分自身も相手から言われると存在を認められて心に栄養がいきわたって行くのです。

 「ストローク」というのは私たちのココロを支える大切な栄養素です。

 そういった意味ではからだを支える栄養素とは車の両輪のようなものなのかもしれませんね。

 からだを支える栄養素が不足するとからだに悪影響が出るのと同じように、ココロの栄養素が不足するとココロに不調をきたします。

 ポジティブストロークとネガティブストローク 先ほどはストロークというものをお伝えしました。 

 コミュニケーションをとるにあたって、 プラスのポジティブストローク とマイナスのネガティブストロークがあります。 

 ここは文章だけだと伝えにくいです。 

 経験したように、 メールだけ、 文章だけで勘違いで相手に伝わった経験はありませんか?

 このポジティブと ネガティブの 違いは、「感情」になります。 

 言葉を 言語コミュニケーション この感情を 非言語コミュニケーション と言います。 

そしてマナイスと表現しましたが、ストローク あります。 つまり・・・

そもそも、ストロークは栄養、本来は愛情がこもったポジティブストロークはもらいたいですね。 
ただ、もらえない環境があります。 

親でいませんか? 
子供が手伝おうとしたら、 「手伝いはいいよ、時間がかかるから」
あと「は~」って溜息とか、 ポジティブのストロークが少ないです。 
しかし、子供、 ストロークがないと死亡してしまいます。 
では、ネガティブストロークをもらいに行こうとします。 

いたずらっ子いませんか? 
ワザとのように、親に迷惑かけるような子供いませんか? 

「あんたは何やってんの!?」 「ダメじゃないの!!」
ってネガティブストロークをもらいに行きます。

心理学のストロークの流れです。

感謝