メニエール病の診療ステップ

投稿日:2024年2月15日 更新日:2024年2月15日

 

参照:メニエール病の診療ステップ

メニエール病とは何か? 
・反復する回転性のめまい発作と難聴、耳鳴りの、蝸牛症状を特徴とする、突発性内リンパ種。
・メニエール病では、女性に多く、専門技術者、既婚者、几帳面、神経質な患者に多いのも特徴である。 
・メニエール病は、30~50代に多いが、最近は、60歳以上の高齢者でも新規発症例がある。 高齢化のスピードが速い分、高齢メニエール病の増加が問題になる可能性がある。 
・めまいはなんの前触れもなく、発症し、数分ないし、数時間持続する。
・聴覚症状は、めまいと一緒になり、めまいが楽になると、聴覚症状も軽減、改善する点も、診断ポイントになる。「めまいと共に、聴覚症状は変化しますか?」などの質問は大切である。
・めまいは回転性が多いがフワフワする、浮動性の場合もあり、めまい発作の回数も、週に数回から、年数回まで多様性がある。 

メニエール病の診断基準
・1974年に、厚労省メニエール病調査研究班により、「診断の手引き」が発表され、めまいと聴覚症状(難聴、耳鳴り、耳閉感)を出す、「確実例」といずれも一つの症状をもつ「疑い例」に分けられた。 
・2008年に、疑いれは、蝸牛症状が変動する、「非定型例(蝸牛型)」とめまいのみ反復する「非定型例(前庭型)」に分けられた。
・2017年に、日本めまい平衡医学会により、診断基準の改定が行われ、確実例に新たな、検査所見が加えられ、症状のみのものは、疑い例と分類された。 確実例かつ難聴のある耳にMRIで内リンパ水腫を認めた場合は、確定診断例と分類された。

急性期の診断と治療
・メニエール病のめまい急性発作期には、「感音難聴」を認める。 感音難聴は初期は低音域に限り、発作が終了すると、聴力は正常に戻る。 しかしメニエール病が進行すると、難聴は、中高音域までになり、聴力も正常に戻らない。 急性の聴力低下に対しては、ステロイドの投与が行われる。 

間欠期の診断と治療
・発作期から回復したら、保存的療法として生活指導及び、薬物治療を行い、メニエール病の発作委予防に努める。 メニエール病の発作には、精神的、肉体的過労、睡眠不足、が関与しているために、ストレス回避に努め、過労防止、睡眠不足緩和し、有酸素運動などの、生活指導を行う。
・薬物治療としては、利尿剤、抗めまい薬を使う。 
・薬物治療が上手くいかない場合は、「段階的治療」に進む。(メニエール病・遅発性内リンパ水腫診療ガイドライン:参照)
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