投稿日:2023年12月22日 更新日:2023年12月22日

ある時、ソクラテスさんは神様からお告げを受けます。
「ソクラテスより知者はいない」
ソクラテスさんは考えました。
(そんなバカな・・・俺が一番賢いわけがないじゃないか)
ソクラテスさんは、この神の言葉の真意を確かめるために、自分より知者や、天才と言われている人々に会いに行きます。
政界、財界、芸術家から大工さんまで、様々な人の所にいったそうです。
ソクラテスさんは彼らが自分よりも知者だということを証明するために行ったのですが、話をしてみるとどうも勝手が違う・・・
というのは、彼らが専門的な知識に奢っていて、本当に大切な徳であったり、善や真理に関する知識をもっていない。
にもかかわらず、知ったかぶりをして話してくる。
ソクラテスさんは一人になって考えます。
(彼らより私の方が知恵があると神様は言ったと。
その理由がやっとわかった。
彼らは知らないのに知っていると思っているが、私は知らないので、知らないと思っている。
その点で私の方が少し彼らより知恵が優れていると思う。
そういうことだったのか!)
そうしてソクラテスさんは「無知の知」を知りました。
こんな言葉が残っています。
「自分自身が無知であることを知っている人間は、
自分自身が無知であることを知らない人間より賢い。
真の知への探求は、
まず自分が無知であることをすることから始まる」
byソクラテス